桜山八幡宮 拝殿(流造・総檜)

桜山八幡宮の始まりは、今から約1600年前です。

仁徳天皇の御代(377年頃)、飛騨山中に両面宿儺(りょうめんすくな)という凶族が天皇に背いて猛威を振るい人民を脅かしていた。

 仁徳天皇から征討将軍の勅命(ちょくめい)を受けた難波根子武振熊命(なにわのねこたけふるくまのみこと)は、官軍を率いて飛騨に入った(日本書紀)。武振熊命が、当時の先帝応神天皇の御尊霊を奉祀し、戦勝祈願をこの桜山の神域で行ったのが創祀と伝えられる。

その後、聖武天皇の御代(8世紀)諸国に八幡信仰と国分寺が栄え、往古は数百本の桜樹が花を競い境内はいっそう整えられたとも言われる。

 

 

 

飛騨高山の北部の鎮守

いつでも見られる高山祭

桜山八幡宮の境内には、祭屋台の実物を展示している高山祭屋台会館(博物館相当施設)があります。

高山祭屋台会館では、いつでも高山祭をご覧できるような展示となっています。

 

 

参集殿 披露宴各種ご宴会や会議 研修会 同窓会にも

境内の社務所を備える桜山八幡宮の参集殿では、結婚式披露宴はじめ各種宴会や研修会にご利用いただけます

 

秋の高山祭

秋の高山祭と知られるのは、櫻山八幡宮の例祭(国無形重要文化財)です。高山祭の屋台行事は、ユネスコ無形文化遺産です

毎年10月9日・10日が例祭日となっています。

例祭には11台の祭屋台(国有形重要文化財)が曳き出されます。

 7日夜6:00の試楽祭にて、9・10日の祭礼の無事斎行を祈り、その後、祭屋台の曳行順が抽籤祭で神意によって決まります。

9日は表参道に祭屋台が曳き揃えられます。午前10時に奉幣祭が本殿で行われます。

境内では、布袋台のからくりが奉納されます。

9日夜は、提灯を取り付けられた屋台の宵祭があります。

10日、表参道に屋台が曳き揃えられ、獅子舞、闘鶏楽、雅楽、太太神楽、警固の裃、神輿と総勢約400人による時代行列のような祭行列が氏子区域内をご神幸します。