桜山八幡宮の始まりは、今から約1600年前です。
仁徳天皇の御代(377年頃)、飛騨山中に両面宿儺(りょうめんすくな)という凶族が天皇に背いて猛威を振るい人民を脅かしていた。
仁徳天皇から征討将軍の勅命(ちょくめい)を受けた難波根子武振熊命(なにわのねこたけふるくまのみこと)は、官軍を率いて飛騨に入った(日本書紀)。武振熊命が、当時の先帝応神天皇の御尊霊を奉祀し、戦勝祈願をこの桜山の神域で行ったのが創祀と伝えられる。
その後、聖武天皇の御代(8世紀)諸国に八幡信仰と国分寺が栄え、往古は数百本の桜樹が花を競い境内はいっそう整えられたとも言われる。
桜山八幡宮の境内には、祭屋台の実物を展示している高山祭屋台会館(博物館相当施設)があります。
高山祭屋台会館では、いつでも高山祭をご覧できるような展示となっています。
境内の社務所を備える桜山八幡宮の参集殿では、結婚式披露宴はじめ各種宴会や研修会にご利用いただけます。