数多くの巫女の神楽舞があります。

桜山の舞

平成14年 作舞、作曲 宮内庁東儀兼彦首席楽長

             作詞、物集高見(月山神社宮司、国学者、歌人、文学博士)

「さくらやま 神の御稜威の咲く花の 栄行く御代に あふぎてぞ見る」

舞姫の手に持つ取り物が、季節により桜枝と榊の小枝 と違い、2人舞と4人舞がある。

 竜笛、篳篥、笙の演奏で歌う。

浪花神楽 式神楽 鈴扇の舞

浪速神楽の曲目の中では最も基本となる舞。

神前結婚式、初宮詣で、月次祭、末社例祭などに奉納される。

一人舞、二人舞、四人舞が基本構成。

 

浪花神楽 速神楽 鈴扇の舞

新年祈祷、節分祭、安産、七五三、厄除、交通安全祈願祭などに奉納される。

一人舞、二人舞、四人舞が基本構成。

 

浪花神楽 四方拝

中央から順に四方に向かって巫女が一人で鈴と扇を持って舞う。

1月3日 新年の元始祭で神前で奉納される。

四方拝独特の曲目で、最後は速神楽の演奏で終わる。

浪花神楽 剣の舞

巫女が二人で剣を持って舞う。一人舞もある。

浪速神楽の曲目中で、長い舞の部類に入る。

前半は式神楽、剣の舞独自の曲、後半は速神楽の演奏方法で終わる。

熟練した笛と太鼓奏者が揃ってできる舞

浪花神楽 吾妻の舞

巫女が一人で両手にそれぞれ扇を持って舞う。

浪速神楽の曲目中で、長い舞の部類に入る。

扇が蝶が舞うように見えるところから、別名胡蝶の舞。

笛奏者、舞巫女双方の技量が熟練しないと奉納できない。

浦安の舞

昭和15年に開かれる皇紀2600年奉祝祭に合わせ、当時の宮内省楽部の楽長である多忠朝が作曲作舞した神楽舞である。

昭和8年の昭和天皇御製

「天地(あめつち)の神にぞ祈る朝なぎの海のごとくに波たたぬ世を」

が神楽の歌詞となっている。

氏子の小中学生の女子が四人で舞う。

祈年祭(としごいのまつり)、例祭、新嘗祭(にいなめさい)で奉納される。

秋の高山祭

秋の高山祭と知られるのは、櫻山八幡宮の例祭(国無形重要文化財)です。高山祭の屋台行事は、ユネスコ無形文化遺産です

毎年10月9日・10日が例祭日となっています。

例祭には11台の祭屋台(国有形重要文化財)が曳き出されます。

 7日夜6:00の試楽祭にて、9・10日の祭礼の無事斎行を祈り、その後、祭屋台の曳行順が抽籤祭で神意によって決まります。

9日は表参道に祭屋台が曳き揃えられます。午前10時に奉幣祭が本殿で行われます。

境内では、布袋台のからくりが奉納されます。

9日夜は、提灯を取り付けられた屋台の宵祭があります。

10日、表参道に屋台が曳き揃えられ、獅子舞、闘鶏楽、雅楽、太太神楽、警固の裃、神輿と総勢約400人による時代行列のような祭行列が氏子区域内をご神幸します。